最近、職場に行くと、誰かのお土産が置いてあることが多いんです。
ご自由に取って食べてね、という感じで机に置いてあるんです。
休憩時間には、ついついそちらに手が伸びてしまいます。
それで今回貰ったのは、こちら「萩の月」です。
仙台銘菓として全国的に有名ですね!
最近だと、AKB48の仙台出身メンバーがCMにも出ていました。
さて、これは美味しいことは間違いないです。ラッキーって感じです。
で、早速食べようとしたんですが、横にいた同僚が「ちょっと待った!」って止めるんですよ。
「え、食べちゃダメなの? あなたの分もちゃんとあるでしょう」と思ったんですが、どうも違うらしいんです。
「萩の月は冷凍して食べるのが美味しい、そのまま食べたら勿体ない」
同僚はそう言ってきました。
同僚の出身は仙台ではないのですが、東北地方です。
本人曰く「萩の月にはむかしから親しみがある」ということです。
まあ、それで今回はその同僚の意見に従ってみることにして、その萩の月は持ち帰って、冷凍庫に入れました。
そして待つこと数時間。もういいだろう、という頃合いで冷凍庫から出しました。
「シャリッ」
柔らかいスポンジ状の外皮は冷たくなっていますが、中身のカスタードクリームはまるでシャーベットのようになっています。
「おお、これは悪くない!」なんて思わず呟いてしまいました。
もともとのカスタードが滑らかな分、凍らせてシャーベットになっても、やっぱり滑らかで口当たりがいいんです。
いつもとはちょっと違った感じで楽しめます。
これはいいこと食べ方を教わりました。
同僚にはお礼を言わなければなりません。
「え、冷凍庫から出して、すぐに食べちゃったの? 勿体ない!」
次の日、萩の月の話をしたら、同僚はこんな言葉を返してきました。
「冷凍庫から出して、しばらく置いておく。半解凍状態になったところを食べるのが、一番美味しい」
そんな! ……まあ、でも、確かに、あれはあれで美味しかったけど、折角のカスタードクリームが勿体ない気もしたなあ。
これは、リベンジしないわけにはいきません。
そういうわけで、ネットで「萩の月 仙台」と検索。
こちらの、仙台空港のオンラインショップが検索結果に出てきました。
↓
http://www.soramiyagetei.com/shopdetail/000000000041/
早速1セット6個入りで1,200円を数セット購入(自分の分と、ついでに他の人にも配ろうかと。もちろん、件の同僚にも!)しました。
これ、1セットなら一人でもすぐに食べてしまいますね。
なにせ、美味しいですから。
あのプーチン大統領も魅了したらしいですから!
さて、そういうわけで、数日後に届いた萩の月を、再び冷凍。
今度は抜かりなく、半解凍状態でいただきます。
「あ、これ、うま?い!」
また思わず歓喜の声を上げてしまいます。
半解凍だから、カスタードクリームのとろける感じが、冷たくなったスポンジと一体になって……。
冷凍していた分、案の定、あっという間に食べてしまいました!
こんな美味しい萩の月の食べ方を教えてくれた同僚には、感謝しなくちゃいけません。
そして、元を辿れば仙台からお土産を買ってきてくれた別の同僚にも!
今回の教訓としては、
「職場のお土産物には必ず手を伸ばすこと」
「他人の意見に耳を傾ける」
この二つになりますね!
それが、美味しいものを発見するコツにもなります!